高島市新旭町の道の駅「しんあさひ風車村」で、ルピナスの花園が見ごろを迎えた。赤、白、ピンクの花房も交じる中、今年は紫が目立つ。濃い黄色の花菱草(ハナビシソウ)も一面に咲き誇り、ルピナスと主役を競っている。
ルピナスは藤の花房を逆さにしたような形から「昇り藤」の異名がある。北米原産で冷涼な気候を好み、風車村は数年前から植えている。花菖蒲(しょうぶ)園内の約6000平方メートルの花畑に約3万5000株が育ち、1株から多くの花房が伸びる。
道の駅は無料で利用できるが、花菖蒲園は中学生以上500円。6月5日まではルピナスまつりとして無休で開園する。問い合わせは風車村(0740・25・6464)。 |