滋賀県高島市の今津町から新旭町にかけての湖岸沿いでノウルシの花が見頃を迎えている。
ウルシの仲間ではないが、茎を傷つけると出る乳白色の液に触れるとかぶれることからこの名前がついたという。環境省が絶滅可能性のある野生生物としてレッドデータブックに記載している。
ノウルシは50センチほどの高さで密生。花も葉も鮮やかな黄色に変化し始めており、観光客やアマチュアの写真愛好家らが撮影に訪れている。
また同市今津町浜分の桂浜ではハマダイコンの花も最盛期を迎えている。びわ湖高島観光協会によると、「ノウルシは3月下旬から黄色く色づき始め5月中旬まで、ダイコンの花は5月下旬まで楽しめる」という。問い合わせは同観光協会0740(33)7101 |