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滋賀・高島生まれの手仕事発信 28日から「風と土の交藝」
2014年11月28日
 滋賀県高島市を拠点に活動する工芸作家らが工房や自宅で作品を紹介する「風と土の交藝(こうげい)」が、28日から市内各地で始まる。5回目の今年は陶芸や木工、古民家再生など41組が参加。12月7日までの計6日で前、後半に分け、高島で生まれた手仕事の成果を発信する。

 作家や市内のNPO法人でつくるプロジェクトチームが主催。地元の作家や住民を「土の人」、市内に移住した作家や来訪者を「風の人」として、互いが交流し、高島の魅力を伝えようと2011年に始まった。

 前半の30日までは、陶芸やガラス工芸などの21組が出展。写真家の尾崎正樹さん(40)は移住先の朽木市場で近所の人々らを写した約70点の写真を展示する。赤ちゃんを抱いてほほ笑む高齢の女性、初めて補助輪を外して自転車に乗った子どもなど、朽木の日常を優しい視線で捉えている。尾崎さんは「僕が幸せを感じた場面を見てもらい、ほっとしてもらえたら」と話す。

 各作家への見学には「風のパスポート」(千円)の提示が必要。前半は高島びれっじ1号館など、後半(12月5〜7日)は市観光物産プラザなどで販売。中学生以下無料。問い合わせは、たかしま市民協働交流センターTEL0740(20)5758。
京都新聞


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