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ハバネロオイルいかが 滋賀・高島の夫婦、販売特産化の夢描く
2014年9月2日
 滋賀県高島市今津町で激辛唐辛子のハバネロを栽培する夫婦が、自家製の食用ハバネロオイルを商品化し、本格販売に乗り出した。今後、雪の多い冬の農閑期を中心に地元の農家や高齢者らの生産協力も求め、「今津の新たな特産品にしたい」と夢を描いている。

 今津町梅原の若山修さん(67)、加代子さん(66)夫妻。20年前に大阪府高槻市から同町に移住した。リサイクル業を営む傍ら8年前、亀岡市でハバネロを育てている農家から友人を介して種を分けてもらい、栽培を始めた。

 寒冷な地域だが数年かけて定着。用途の一つとしてハバネロオイルを試作し、その後改良を重ね、商品化できると確信を持てるまでの品質に仕上げた。今月、東京のホテルで料理長をしている知人に紹介すると即採用され、並行してインターネットによる販売も始めた。

 若山さんは「今津に移り住んで、特に雪の多い冬場に取り組めるものが地元にない、と感じていた」といい、ハバネロ栽培やオイルの商品化で「農閑期の農家や高齢者の新たな雇用、まちおこしにもつながると思った」と動機を話す。

 商品は生で食することができるようエキストラバージンオイルを使用。1本(120ミリリットル)千円。問い合わせは若山さんTEL0740(20)5567。
京都新聞


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