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高島ちぢみステテコ、首都圏で人気 着心地やデザイン評判
2014年7月16日
 滋賀県高島市の特産品「高島ちぢみ」を使ったステテコなどが、東京都内にある滋賀県のアンテナショップで人気を集めている。涼やかな着心地と外出もできるデザインが評判で、入荷数はこの10年で4倍に増えた。近年、「若者を中心に広まるステテコブームの火付け役」と自負し、PRに力を入れている。

 高島ちぢみは、糸に強いよりをかけ、しぼと呼ばれる凹凸を出した生地で、吸水性や通気性のよさが特徴。特に肌着に適し、ステテコが節電志向の高まりや外出できるデザイン性の高い商品の登場で再評価されている。

 東京都千代田区にあるアンテナショップ「ゆめぷらざ滋賀」では、2003年から高島ちぢみ製品の販売を始めた。当初は白色のステテコやシャツなど約300点を仕入れていたが、デザインが豊富になるにつれて口コミで愛好者が増え、売り切れが続出した。毎年入荷を心待ちにする人も増え、今年は1100点まで入荷を増やしたという。

 店では、「首都圏では派手な柄もよく売れる」「女性物のシャツは半袖より7分丈の方がよく売れる」といった傾向を製造元に伝え商品開発にも協力。「東京の市場は大きい。滋賀県の魅力をより広く知ってもらえるようにPRしていきたい」としている。
京都新聞


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