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工房ぐるり12の手仕事 滋賀・高島の作家ら公開始める
2014年5月10日
 滋賀県高島市内で活動する12人の工芸作家が各自の工房と作品を一斉に公開、披露する「湖西手仕事工房めぐり あけっぴろげ」が9日、始まった。

■創作の張り合いに
 「葛(かど)の窯」の名を掲げ、夫婦で陶芸に取り組む野口しげじさん(63)と浩子さん(60)が同市武曽横山に構える工房では、長皿や大小の鉢、マグカップ、花生けなど約150点が展示されている。

 一見竹で編んだかのような皿や鉢、両手を広げて手招きをする「おいで人形」など個性的な作品が並び、来場者が時間をかけて眺めたり、手に取って鑑賞を楽しんでいた。

 作品展示の場などで出会い、意気投合した市内の作家仲間が共同で年1回開いており、今年で15回目とすっかり定着。浩子さんは「(催しは)生活の一部。創作の張り合いにもなっています」といい、しげじさんも「多くの人とつながりができた。来年は若手の作家数人が加わる予定で楽しみ」と話す。

 陶芸のほか、木工、鍛造、ガラス工芸、キルト、草木染などの作家が参加。11日まで。見学無料。問い合わせは野口さんTEL0740(37)0308。
京都新聞


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