大津市内の11カ所の水泳場など滋賀県内各地で1日、浜開きが行われ、本格的な夏を前に琵琶湖のレジャーシーズンが幕開けした。同市真野5丁目の真野浜水泳場では開設式が開かれ、保育園児らが初泳ぎを楽しんだ。
安全祈願祭に続く開設式で、真野浜水泳協会の細川源太郎会長が「事故のない安全快適な水泳場として今年も運営していきたい」とあいさつ。近くのわかば保育園と同市花園町の麗湖こども園の園児106人が、水着姿で琵琶湖に入り、水を掛け合ったり、「気持ちいい」「水がちょっと冷たい」と言いながら、水遊びを楽しんだ。
同水泳場は、約400メートルにわたって遠浅の砂浜が続き、県内各地や京都から家族連れらが訪れる。1990年以来市内で唯一、市営水泳場として開設されていたが、市が今年限りで運営から撤退する方針を示している。
近江舞子中浜(同市南小松)でも、旧志賀町内の10水泳場合同の浜開きが開かれた。 |