ヨシ焼き:湖国に春 めらめら、紅蓮の炎
2013年3月10日
高島市新旭町の針江浜のヨシ原で9日、ヨシ焼きが行われ、春を告げる紅蓮(ぐれん)の炎が約2ヘクタールの湖岸をこがした。
ヨシ焼きは、害虫駆除や新たなヨシの芽吹きを促し、生き物のゆりかごにもなる良好なヨシ原維持に欠かせない。昨年12月に高く伸びたヨシを刈り、枯れ野となっていた。
住民団体から十数人が参加。バーナーで風下から次々に着火すると、好天続きで乾燥したヨシ原はめらめらと炎上。約1時間で焼き終えると、ヨシ原は墨を流したような黒々とした墨絵の世界に変身した。
毎日新聞
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