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赤い羽根こんにゃく考案 高島の共同募金委
2012年9月27日
 「赤い羽根」共同募金の運動期間(10〜12月)を前に、高島市共同募金委員会(事務局・市社会福祉協議会)が、県特産の赤こんにゃくを羽根形に仕上げて「赤い羽根こんにゃく」と名付け、福祉やまちづくりのイベントで広報グッズとして活用している。

 「赤い羽根」共同募金は、地域のボランティア団体などの活動助成に充てられ、高島市では集落の「見守りネットワーク」づくりにも役立てている。

 市社協で「赤い羽根」共同募金を担当する橋詰勝代さん(46)が、地域の特色ある広報グッズを作ろうと思い付いた。市共同募金委の改革検討委員や福祉系NPOの代表を務め、こんにゃく製造業を営む谷仙一郎さん(47)=同市新旭町安井川=に相談を持ち掛けた。

 谷さんは、クッキーの型枠を曲げて羽根の形にし、スライスした赤こんにゃくを切り取る方法を考案した。だしも混ぜ込み、味にもこだわった。

 22日の「新旭ふくしまつり」で市共同募金委メンバーが、同こんにゃくを添えたうどんを販売。11月10日の「市民活動フェスタ」でも提供する予定で、利益を募金に回す。

 橋詰さんと谷さんは「『赤い羽根』が話題になり、役割を知ってもらうきっかけにしたい」と話している。
京都新聞


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