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田植えワッセワッセ 高島、夏も近づく陽気の中
2012年4月25日
 近畿で最も早く出荷する早場米の産地として知られる滋賀県高島市今津町で25日、極(ごく)わせ品種の米「ハナエチゼン」の田植え作業が始まった。

 ハナエチゼンは8月のお盆過ぎには収穫されるため、実が熟す時期に暑さの影響を受けにくく、米粒が美しいのが特徴。今津町内では水田の16%にあたる88ヘクタールで栽培され、田植えは大型連休までに行われる。

 あぜにタンポポなど春の草花が咲く陽気の中、この日は、JA今津町が出資するアグリ今津の職員ら10人が、酒波(さなみ)寺や日置神社などの名勝、箱館山に近い同町酒波など水田約3ヘクタールで、田植機に苗を積み、水を張った田に次々と植え付けていった。近隣の農家たちは「いよいよ忙しくなりますなあ」とあいさつを交わしていた。
京都新聞


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