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湖国伝統の技で素敵な生活品 「マザーレイク」ブランド第1弾
2012年3月16日
 湖国で育まれた伝統産業の技術を生かし、現代の生活に合った商品を作る「マザーレイク」ブランドの第1弾発表会が16日、大津市で開かれた。「近江の麻」と琵琶湖のヨシ製の糸で作ったストール、「浜ちりめん」の絹と高島の綿を組み合わせたブックカバーなどナチュラルな質感の5品が披露された。

 滋賀県内の伝統産業の大半は需要低迷などで販売不振が続いており、ブランド化を通じた打開を目指す。立命館大経営学部デザインマネジメントラボ(草津市)と県が2010年に始め、商品開発やデザインについて事業者に助言してきた。

 びわ湖ホールでの発表会ではほかに、近江八幡の木製数珠の技術で作ったネックレス、彦根仏壇の漆塗りの技法で内側を色づけしたカップ、湧き水を生活用水に取り入れている高島市の「川端」文化をイメージして内側に魚の絵を描いた信楽焼の器も紹介された。

 4月にホームページ(http://www.shiga−motherlake.jp)を立ち上げ、ネット販売を始める予定。5品は18日まで、大津市打出浜のカフェレストラン「なぎさWARMS」で展示されている。
京都新聞


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