湖西道路:国が買い取り無料開放、秋までに一般道に
2005年3月26日
 国は25日、大津市と志賀町を結ぶ一般有料道路「湖西道路」(全長16・7キロ)を今年10月の日本道路公団民営化までに買い取り、国道として無料開放する方針を決めた。買い取り額は180億円程度とみられ、国が3分の2、県が3分の1負担する。

 湖西道路は国道161号のバイパスとして89年に全線開通したが、割高な通行料金などが敬遠され利用台数は低迷。一方で並行する161号の渋滞が慢性化しており、その緩和などのために国土交通省が無料開放を検討していた。県は負担分について、大津市と志賀町の合併で起債できる「合併推進債」を充てたい方針。

 無料化の正式な時期や買い取り額については、国と公団で交渉中。無料化が決まれば、現在ある料金所などは撤去される。
毎日新聞


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